2008年10月25日

2008旅行記:4日目 10月7日(火)●”crash” with my friend's flat

本日はOysterCardがお役立ち。オイスターカードは、利用額が1日の上限に達するとそれ以上は引き去りされない仕組みになっているらしく、今日のように市内をうろうろする日には1day travel cardより安上がりになるらしい。
待っている間、自動機で確認したところ今日の引き去りは£4.8(約960円)でストップした模様。

電話の後さらに待ち、22時前にやっとケンブリッジ君登場。8月半ば、吉祥寺駅前で別れてから2ヶ月、ロンドンでの感動の再会(?)になるはずだったのになあ。

彼は改札の中から「遅くなったからこのままフラットに帰ろうと思うんだけど、どうする?この駅の近くで何か飲むか食べるかしたい?」と聞くので、いや、何もいらないからこのまま行こう、と答えて改札を通ります。
スーツケースを通すと受け取ってくれて(駅によっては一緒に通れる広いゲートがあるところもあるけど、大きい荷物は人間とは別に通さないといけない)「あんまり重くないね、持つよ」と言ってくれました。
疲れてるだろうからいーよーと言ったのですが「僕の役目だから」みたいなことを言って運んでくれました。英国紳士ですねぇ。

元気にしてた?などなど話しながらホームへ。ケンブリッジ君曰く、予定では20:30に終わるはずだったのに、その時間はまだやっとメインの料理が来たところだったとか。途中、抜け出して私に連絡を入れるとか、あるいはルームメイトに電話して私を迎えに行くように頼むとか、そういうことが出来る状態ではなかったらしい。
まあ、何はともあれ今夜の宿が確保できたので良かった良かった。

途中、乗り換えの駅で電車が止まってしまったのかホームに入れなくなってたりしましたが、どうにかTurnpike Lane駅へ。この乗り換えのホームでの駅員さんとのやりとりとか、なかなか発車しない車内での他のお客さんとの会話とか聞いていると、やっぱりケンブリッジ君は、私と話すときはゆっくり分かりやすい英語でしゃべってくれてるんだなあと改めて納得しました。
彼の英語は分かりやすいと思っていたのに、ネイティヴ同士の会話ではほとんど理解できなかったから・・・。

スーツケースを持って階段を上り下りしたせいで、彼は汗かいてました・・・ごめん。
上海に旅行したときまとめ買いしたというスーツ+シャツ+ネクタイという出で立ちでしたが、茶色の革の斜めがけバッグは吉祥寺で教えてもらっていたときと同じなので、スーツ似合うねー。でもバッグは同じだね、と言うと、そーだよー、バッグも、時計も、眼鏡も一緒!と言って笑ってました。

電車に揺られながら、お互いの近況報告やら今回の旅行で行った所の話などなどしました。
今日はBank of England(イングランド銀行。ケンブリッジ君の勤務先)の前を歩いたんだよー。ガイドブックには博物館って書いてあったけど、そこで仕事してるんだよね?と言うと、笑いながら「ミュージアムで働いてる訳じゃないよー」と言って「えー。来てくれたんだー。ミュージアムには入った?」と聞くので入ってないと言うと「入らなくていいよ。退屈するから」とのこと。
あと、Eustonの駅で警察官にボディチェックされた話をすると「僕もそんなのされたことないよ!Chesterでの火事といい、貴重な体験したね〜」なんてなぐさめて(?)くれました。

彼は、最近日本語教室に通い始めたという話をしてくれました。毎週火曜日の夜、2時間のレッスンを受けているそうで「今日はさぼった」と。
グループで村上春樹の小説を読んで、内容についてディスカッションするらしい。講師は日本語ネイティブの人で、良い先生だよーとのこと。勉強熱心な人だなあ、と感心しました。

そして「日本が恋しいと思って、布団を買いました(日本語で)」。
引越で不要になった物を処分する”譲ります”みたいな情報をネット上で見つけて、帰国するオーストラリア人から安価で買った中古の布団セットだそうです。
えー!?わざわざ?と聞くと、布団がないと、固い床か小さいソファしかないし、僕も布団好きだから。ミユキが布団を使う初めてのお客さんだよ、と言ってくれました。じゃーまた遊びに来なくちゃ、と言っておきました。

Turnpike Lane駅のホームで、Keaneのアルバム発売広告を見つけたケンブリッジ君、写真撮ってあげるよーと言って撮ってくれました。そして私は”Turnpike Lane”のTubeマークと一緒の彼を撮って差し上げました。
Keane好きなの?と聞くといや、キーンの曲は知らないけど、ミユキはライヴ見に行ったんでしょ?と言われ、ん?それはKeithだよと言うと、彼は間違えていたようでした。て、いうかキーン知らないんだ・・・。
keane 13 10 08.JPG・こっちは私が別の駅で撮ったもの

Turnpike Lane駅のあたりは、2階建ての普通の住居が建ち並ぶ郊外の住宅地といった感じ。
この辺はちょっと危険かもね、とのこと。時折車が通る以外は静かでした。

駅から歩いて10分弱でフラットに到着。既に23時前でした。
彼らは9月下旬に今のフラットに引っ越したばかりだそうで、ケンブリッジ君曰く「僕は、日本にいたときのように靴を脱いでいます(日本語で)」と言うではないですか。いやー、ひょっとして・・・なんて、内心ちょっとだけ期待していましたが、なんか嬉しい。やっぱり家では靴を脱ぎたい。
と、いうわけでフラットの中へ。1・2階共通の玄関扉を開けると、さらに2階用の扉があり、それを開けるとすぐ階段。
階段下の狭いたたきにルームメイトの靴がありました。「帰ったよー。会議が長引いちゃってさー」みたいな会話を、靴を脱ぎながらリビングのルームメイトとケンブリッジ君とで二言三言交わし、階段を上って中へ。ここへ来るまで、ルームメイトがガールフレンドなのか友達なのか知らなかった私ですが、男性の声、男性の靴でした。

リビングルームに入ると、ルームメイトの彼がテレビを見てくつろいでました。
ケンブリッジ君に紹介してもらい、握手。彼の名前はWillのように聞こえたけどWillではないようで、でも結局よく聞き取れなかった私は冗談で「Wolf?」と言ってみたらなんか面白かったみたいで「そーかもなあ。時々ウルフになるかもねー。特に週末なんかはね」と笑いながら答えてました(ケンブリッジ君の通訳付きで理解)。そしてその後はずっとウルフになってました。大柄なせいかケンブリッジ君よりちょっと年上に見えましたが、同じくらいの20代半ばと思われるにこやかな青年でした。

何か飲む?と聞かれたのでオレンジジュースをもらって、しばらく3人でテレビを見てました。
何やらイギリスの経済とかイングランド銀行とかについて、業界識者5人くらいが意見を交わし合う、というような討論番組で、2人は真剣に聞き入ってました。私も一応聞いてましたが、ほぼ全く理解できませんでした。
途中、アメリカの話も出てきたのか「オバマとマケインとどっちが良いと思う?」とか聞かれました。
うーむ、外国人の友人を持つと、こういう話題にも付いて行かなくてはならなくなるのか・・・。
番組が終わって、ケンブリッジ君が「分かった?」と聞くので「全然」と答えると、ウルフ君にも同じように「分かった?」と聞き、彼も「分かんなかった」って(冗談と思うけど)笑いながら答えてました。
ま、日本語だったとしても、内容が難しくて私はきっと理解できなかったと思うなあ。

一息ついて「フラットを案内するよ(彼が言った言葉は”Tour”でした)」と言うので中を案内してもらいました。奥に細長い形状のこのフラットには、独立した2つの部屋と1つのバスルーム(ユニットバス)、奥の広い方の部屋(ケンブリッジ君の部屋)には専用のバスルームが付いていて、そこはバスタブがなくシャワーのみでしたが、近未来っぽいメタルなデザインのシャワールームで格好良かったです。
このフラットは新築(といっても建物はそのまま内装が新しいだけと思われる)だそうで、「僕たちが最初の住人」らしい。リビングだけで私の狭い1Kの部屋分くらい広く、照明器具なんかもとっても素敵で「いーなー」ばっかり言ってしまいました。
flat.JPG・うろ覚え+縮尺おかしいかも、な見取り図

またリビングに戻り、3人でしばし雑談。東京で英会話レッスンしてたんだーという話から、ケンブリッジ君がウルフ君に即席日本語レッスン。キッチンにバナナがあったので「日本語だと”バナナ”だけど、英語の発音だとバナーナだよ」というところから(””内は日本語)

ケンブリッジ君「I like bananaは”バナナが好きです”はい、言って」
ウルフ君「”バナナが好きです”」
ケンブリッジ君「I like banana very muchは”バナナが大好きです”」
ウルフ君「”バナナが大好きです”」
ケンブリッジ君「いや、”バナナ、愛してます”かな」
ウルフ君「”バナナ、愛してます”」
ケンブリッジ君「う〜ん、それだとBanana I love youだなー」
なんて言って楽しそうでした。

が、いつの間にか2人で番組の続きみたいなディスカッションが始まり、私のことはそっちのけで数分間真剣に話してました。私はただただぼーぜんとして見てました。
日本人でも、友人同士でこんなに真剣に討論したりするっけ・・・?とか考えながら。
最後は、「分かったよ」みたいな感じで、なんだかケンブリッジ君が折れるような形で終わった・・・ように見えましたが、会話の内容は全く聞き取れていないので、気のせいかも。

23時半過ぎになっていたので、2人でリビングのテーブルを動かしてくれて、ここでウルフ君は「おやすみー」と言って部屋へ。
ケンブリッジ君と私とで布団を敷きました。布団と言っても正方形で、布団本体に対してカバーが大きすぎるのが妙に気になってしまう、日本人の私・・・。
この後はもう誰もリビングには入らないから、自由にしてね、おやすみーと言って部屋へ行こうとするケンブリッジ君におみやげを渡しました。
事前にメールでのやりとりの中で、日本からのおみやげ何か欲しいものある?と聞いたところ、「粉末状のポカリスエット」という返事が来たので、近くのドラッグストアで買って持っていきました。渡すと「あーこれこれ。懐かしー(日本語で)」と喜んでくれました。

「一緒にカレー食べたかったけど(日本語で)」(当初、私達はAngel駅の近くにあるおいしいカレー屋さんでカレーを食べて、pubで飲むとかする予定でしたが、彼のbusiness dinnerでそれが出来なくなったので)と、言って明日朝の時間を打ち合わせて部屋へ帰っていきました。
その後はさっとお風呂を借りて、疲れていたのですぐ寝ました。
posted by miyuki at 01:06| Comment(2) | TrackBack(0) | Manchester/London 2008 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
無事にケンブリッジ君に会えて、えがったねぇ。
外国でその国のお友達のうちに泊まることや、待ち合わせや、いろいろが、全て、新鮮に感じてしまいます。
日本で、毎日きちんと仕事をすることも大切ですが、みゆきちゃんがこうして体験している世界が、すごくきらきらした素敵な経験として、その人を形作るものになっていくのだなぁ、素晴らしいことだなぁと、日本の片隅で日々の仕事に追われつつ、感じています。

私もせっかく地球にいるのだから、好奇心や興味のあるところから、もっと広く行動していこう!と思いました。

そして、みゆきちゃんは旅行記もブログも、上手(^−^)ね。
今回の旅行記は読んでいて、前のイギリス旅行よりリアルな感じがして、楽しいです。
続きも楽しみ。
Posted by Sho at 2008年10月25日 23:05
SHOさんへ
コメントありがとー。
お友達の家にお泊まりなんて久しぶりだったからちょっと緊張してたけど、こういう間取りだと1人1部屋状態で使えるから、お互いあまり気を遣わずにすむのかなーと思いました。ロンドンのフラットってどんな感じ?というのも気になっていたので素敵なフラットを見られて良かったです。

ケンブリッジ君に教わったフレーズの中で”It would be a shame not to 〜”(〜しないなんて勿体ない=せっかくだから〜する)という表現があって、まさにそのとおりだな、と思ってます。思い立ったらすぐ実行!でこれからもアクティブにいかせていただきます。

文章はまだまだ上手くなんかないよー。今回は一人旅だったから、誰にも気兼ねなくいちいち旅日記につけてました。だから詳細かつ長くなってます。
でももう次で終わるよー。では、もうしばらくおつきあい下され。
Posted by 樫田みゆき at 2008年10月26日 20:51
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